システムを実際に使用するお客様と会話を積み重ねながら、一緒に作り上げていくことに面白さを感じています。
例えばあるデータを出力したいという要望に対して、成果物のイメージを共有することから始めます。並び順・情報抽出の期間・出力形式はExcelにするか紙にするか、などを確認します。その時、使用する目的や用途も合わせて確認します。言われたことをただ形にするだけでなく、「目的に対して最適なものであるか」「よりよい形にできないか」を常に意識しています。
入社して1年目、私は学校教職員向けパッケージ製品の開発メンバーでした。経験の浅い私は、ただ先輩からの指示に従って必死に作業をこなしている状態でした。カスタマイズ開発が完了した製品をお客様に納品する先輩に同行した時のことです。先輩が変更箇所の説明をし、それを聞いたお客様がこう言いました。「これで作業が楽になります、ありがとうございます!」この仕事は、システムを使う人を喜ばせることができるのだと実感した瞬間です。
IT業界に絞って就職活動をしていましたが、その中でも独立系※であることが決め手の一つです。また業種・案件が多岐にわたっていたことに魅力を感じました。
※1970年に設立された当社は、2008年にキヤノングループ入りをしていますが、現在も当社の仕事の95%以上がキヤノングループ以外のお客様とのお取引です。
面接で大事なことは、自分の気持ちを自分の言葉で伝えられることだと思います。きれいにデザインされただけの回答は、すぐにわかります。言葉に詰まったり、表現が誤っていたとしてもかまわないです。自分の考えと気持ちを、しっかりと面接官に伝えることを意識してください。その積み重ねが、自分に合う企業との出会いにつながります。